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2008年09月10日

島田荘司『ネジ式ザゼツキー』

スウェーデンで脳の研究をしている御手洗潔のもとに訪れた、記憶が欠落した男エゴン。
帰還を望みながらもその場所がどこかわからないと訴えるエゴンに、御手洗はエゴンが記した奇妙な童話「タンジール蜜柑共和国への帰還」の記述から、エゴンが捜し求める場所を解き明かそうとする。

久しぶりの島田荘司。前に読んだのなんだったっけな……。

シンプルながらも島田荘司らしいトリック。展開が少し強引なのが残念だけど、伏線の張り方はさすが。なかなかこうヌケヌケとは書けないよなあ。あんまり関係ないけどちょっとハサミ男思い出した。

あと音楽から生まれる力や、推理小説に対する無条件とも言える肯定にはビックリした。島田荘司もここまできたかと、ちょっと遠い目になってしまった。


ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)
島田 荘司
講談社
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posted by かかし at 05:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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