いくらなんでも月2ペースではいかんよなあ。
忙しくてもイベントはやってくるわけで、園部のSF旅館にてあんしぶる通信室の合宿読書会に参加。
旅館に到着する前に日吉ダム温泉で一風呂浴び、ダム見学を行うつもりだったのだが、改装とテロの兼ね合いで断念。
十二月の掻き入れ時に改装する温泉があるというのは予想外であり、テロ対策にダムが閉鎖されていたのも予想外であった。正直こんなところでテロの脅威を感じるハメになるとは思わなかった。
しかし事前に申し込んでおけばダム内部を見学することは誰でも可能であるらしく、それではテロ対策になっていないのではないだろうか。何か釈然としない。
さて読書会だが、お題は谷甲州の「エリコ」
多分日本で「エリコ」で読書会やったのはあんしぶる通信室だけでしょうな。
うちでもやったぜ! というサークルさんはぜひあんしぶる通信室まで連絡を。お友達になりましょう。
あまり肌に合わなかったのか皆全体的に評価は辛口。
山場や濡れ場の頻度が高すぎて展開が唐突かつ歪であったり、人物の書き込みが不十分であったりする点に批判が集中していた。もとは連載小説であるという性質上仕方ないことなのかもしれないが、それをさっぴいてもちょっと小説として如何なものかと。
後半部分が完全に失速してしまい、読むことが苦痛であるとの意見も。
性倒錯やジェンダーに関する認識に関して違和感を覚えた会員も多かったようだ。
とにかくでてくる評がほとんど否定的。
結局大した結論もでないままグダグダに終了。
…やはり本は選ばんといかんよなあ。