阪急梅田駅前のBIGMAN前に集合とのことだったが、当方大阪の地理勘がまったくと言っていいほど欠如しているため、BIGMANがいったい何かもわからない。BIGMANとは実際のところ大型液晶ビジョンなのだが、そんなことはちっとも知らないので、BIGMANという名前の店かなんかだろうと見当をつけ探索。そんな店はあるわけなく、結局BIGMANを発見するまでに一時間くらい時間を消費。これだから大阪は嫌いなんだ。
集合後居酒屋へ移動。何故か六塚氏は単独で店に先行しており、なるほどこれが作家というものかと妙に感心する。
居酒屋は大変な喧騒であり、まわりの会話の声もノイズに掻き消されてまったく聞こえない。仕方ないので食事に専念。
その昔人数分きっちりに配置されたエビの姿煮を二つ食べてしまい、叱責を受けた苦い経験があるので、割り当てを計算しながら料理に手を出していたのだが、他の人間はまったく気にしていないようだった。むしろ積極的に他人の割り当てまで皿に取り入れており、主賓であるはずの六塚氏に料理がほとんどあたっていないのに驚愕する。ここまで仁義のない飲み会は久しぶりかも知れない。
その後解散し、京都のアジトに移動し、夜更けまでもじぴったん大会。
偶然ツンカリという新たな概念が発見され大いに湧く。
普段はツンツンしているが、二人っきりになるとカリカリしだす。正直嫌われているとしか思えないが、意外と萌えるかも知れない。
端から料理が回って来ると、自分のところに来たら大方皿が空っぽになっていたこともある。
つまり、駆り立てるのは食欲と食欲、横たわるのは空の皿というフルコンタクトルール。
「何があろうと鉄の割り勘」
下戸がいようが呑んだもん勝ち、飲めない奴は食い気でそれを補うというセメントマッチじゃよ?