時代にそって流派別に展示してあるので、門外漢の自分にとっては非常に分かりやすかった。
絵師のプロフィールや作品毎の説明文が詳細だったのもありがたい。
説明文が長いと人の流れが滞ってしまうため、簡単な説明しか置かない美術館が多いのだが、美術に関する知識が足りない自分にはそれが不満だったのだ。分かる人にだけ分かれば良いという態度も、まあ有りだとは思うのだけど。
常設展は日本の現代美術が中心だったのだが、江戸絵画を鑑賞したあとで見ると、何だか落ち着かない気分になった。
現代美術というのが、それまでの芸術のカウンターであることが肌で分かり面白い。
帰りにあちこちのブックオフに寄って仕入れ。やはり他府県は微妙に品揃えが違う。積極的に他府県を攻めるべきか。