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2006年11月09日

読書『マイ・ブラザーズ・キーパー』

チャールズ・シェフィールド 創元SF文庫

主人公が不幸すぎて驚愕する。双子の兄がスパイだったせいで、兄もろともに搭乗したヘリを落とされ、あげくに勝手に兄の脳の一部を移植されてしまう。双子だから当然兄と間違われて事件に巻き込まれ、脳から勝手に流れ込んでくる兄の記憶を頼りに事態を解決しようと奔走すれば、行く先々に兄が手を出した女性達が待ち受ける。14歳の美少女インド人盲目未亡人とか、拷問好きでちょっとくらい毒蛇に全身をかまれても平気な敵の組織の女幹部とか。これは中々いい話だ。シェフィールドの紹介が日本であまり進んでいない理由が、言葉ではなく心で理解できた。

あ、まったく関係のない事柄だが、プロシュート兄貴でググると関連検索に「プロシュート兄貴 イケメン」とでるが、検索者の意図は如何様なものなのだろうか?

マイ・ブラザーズ・キーパー
チャールズ・シェフィールド 久志本 克己
東京創元社

posted by かかし at 14:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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