
一度劇場に足を運んで、そのアレっぷりは堪能しているのだが、DVDでは副音声で声優の作品へのツッコミトークが聞けると言うので再観賞する。
本編は長い上に内容がアレなので、声優のトークなぞ付属しようものなら、活動不能になるほど体力が吸い取られるのは明白なので、とりあえず短編の「跡部からの贈り物」だけ見ることにする。
短編のトークは手塚国光役の置鮎龍太郎と、跡部景吾役の諏訪部順一。トーク自体はよくあるダベリだらだらなのだが、特筆すべき点が一つ。
二人して不二の技ちゃんと覚えてなかった。
「スマッシュ返すやつなんだっけ? 燕返し?」←それは羆落し。
「燕返しは手前で高く跳ね上がるやつだったっけ?」←それは雲雀返し。
ちゃんと思い出すまで五分ほどかかってましたよ・・・。
いくら何でもちゃんと覚えておこうな。
他のツッコミを適当に羅列。
・ポスターで不二が一人だけテニスをやっていない。
・月刊プロテニスはどうして中学生を執拗に取材するのか
・「スーパーテニスフェスティバル」の会場が広すぎる。
・跡部家財力ありすぎ。
・あの中学生連中はプロより強いだろう。
・真田はプールサイドでも帽子をかぶっている。
・最期の跡部ジェットが着陸できる場所があるのか。
全体としては万人が思い描くツッコミラインをなぞりつつ、手堅くグダグダに纏まっており、やはりツッコむべき点は皆同じなのだなと感慨深かった。
観賞終了後予想通りの虚脱感に襲われた。短編にしておいて良かった。長編だと死んでいたかもしれない。